ビザプロセスの情報を集めている中で、「expedite request」を送って、このリクエストが通ったからプロセスが早まった!というのを見かけました。これは、ミリタリーの人に適用される特例措置ではなく一般の人も送ることができるもののようです。
今日はこの「expedite request」について書いていきたいと思います。
expedite requestとは
expedite request とは、簡単にいうと「こういう理由があるので、ビザ申請のプロセスを早めてください」というリクエストの事です!
このリクエストが許可されるには以下のような理由とその証明が必要なようです。(もっと詳しく書いているのがネットにあったのですが、ちょっと見当たらず。記憶をもとに書いたのであまり参考にならないかもです💦)
- 学校や仕事が始まるからすぐに(この期日までに)いかないといけない
- 手術や健康に関する理由
- 子ども関係(どちらか片方の国に子どもがいて、もう片方の親と長らく会えていない状況等)
- 金銭的な問題
- NVCの明らかなミスによる遅れ
ただ、この理由を元にしたリクエストのみとは限らないので、もし緊急を要することが証明できるのであればそのリクエストが通る事もあると思います。
また、面接予定の大使館や領事館の状況にもよるので、この理由だからといって必ずリクエストが通るのかどうかというのも、一概とは言えません。
いろいろな人の情報を見ていると、USCISの段階ではこのリクエストが却下されていても、NVCでは通るのが多いように思えます。
Expedite request を送ってダメだったとしても、損はしないので迷っているならば送ってみるのもいいかもしれません。
expedite requestの送り方
では、expedite request はどのようにして送ればいいのでしょうか。
送り方はUSCISの段階とNVCの段階では異なります。
USCIS
実は私はUSCISの段階では送っていません。もう少ししたらダメ元で送ろうっという感じで調べていたら、NOA2 が来たという感じでした。
一応、これが公式サイトです。敷居が高いように思われますが、色んな理由があると思いますので、その理由を元にexpedite requestを送ってみるのもいいかもしれません。
NVC
この公式サイトには「I would like to expedite my case due to a medical emergency.」と書いてあり、送り方が載っています。このサイトはメディカルの理由を載せていますが、メディカルな理由だけじゃなくても許可された人は多くいるのでそれ以外の理由でも送ってみるのもいいかもしれません。
ちなみに私は「Days in the USA」というウェブサイトに載っているのを参考にしました!
このウェブサイトは、いろいろな方がビザ申請に関する有益な情報を載せてくれたり、自分たちの体験談を書いてくれたりしているので、いつも助けてもらっています。
カテゴリー(トピック)ごとで、ちゃんとわかれているので、自分のプロセスの段階ごとで情報がさがせるのも嬉しいです。ぜひ見てみてください♡
ちなみに、私たちはこんな感じでメールを送りました。
件名: NVC EXPEDITE REQUEST
NVC Case Number:
Beneficiary’s Full Name:
Beneficiary’s Date of Birth:
Beneficiary’s Telephone Number:
Petitioner’s Name:
Petitioner’s Date of Birth:
Petitioner’s Telephone Number:
My name is ○○, and I am requesting to expedite our case, NVC case number ○○, because 理由。
自分の名前
↑特に決まりはないと思いますが、ケースナンバーや自分の名前、パートナーさんの名前などきちんと示してどのケースの話をしているかを相手に知ってもらう必要があると思います。
メールの送り先は「nvcexpedite@state.gov」です。
expedite request とネットで検索すると、サンプルの文章とか結構たくさん出てくるのでそれを参考にするのもいいかもしれません。
実際にexpedite requestを送ってみた!
NVCのプロセスでは実際に私達もexpedite request を送りました。
どのタイミングで送ったかというと、NVCの不備連絡があった時です。expedite requestに書いた理由は、この記事に書いたのでそちらをご覧ください。
★expedite requestの流れ
①旦那に英語を考えてもらい送ってもらった!
②「NVCは面接予定の大使館か領事館にリクエストを送るけど、リクエストの許可は担当の大使館か領事館しか決められないから、また連絡が来たら結果を伝えます」という内容のメール
③「面接予定の大使館か領事館にリクエストを送ったけど、このリクエストは通りませんでした」という内容のメール。expedite requestの結果は2日後に来て、結果としてはリクエストは許可されませんでした。ちーん。
やっぱり強い、しっかりとした理由がないので受け付けてくれませんでした。少しの淡い期待が。。。
④めげずに、2回目のexpedite request(今度は私から送信)
不備の再提出をして待ってる間にexcited request をもっと調べてみると、1回目でダメでも2回目で許可された人や何度かリクエストを送っている人がいたので、今度は私からリクエストを送りました。
旦那が以前に送ったものを少し長くして、理由をもっと付け足して送りました。
その結果は、なんと。
前回は「大使館や領事館に送ってみるけど、判断は大使館や領事館しかできないよ〜」っていうメールを受け取って、「リクエスト送ったけど、結果ダメだったよ~」感じだったのに、今回は大使館・領事館が受け付けなかったと次の日すぐ返事が来たんです。
けど!
この返事に納得ができませんでした!なぜなら、日本はこの時週末で、大使館・領事館は営業してないんです。うわ、絶対送ってないやん、なんなん!!!ってなりました。
2回目もめんどくさがらないで、ちゃんと送って欲しいわ~。
この担当者まじムカつくと思いながら、
⑤「日本は今週末だし、絶対リクエスト送ってないでしょ」と指摘のメールを送った。
そしたら、後日「前に送られた(旦那がおくったリクエスト)リクエストが許可されなかったから」とのこと。
ネットでは3回くらいexpedite request 送った人もいたので、まさかこんな感じで拒否られるとは思っていませんでした。
「もしexpedite request また送るなら、証明書も添付してくださいとのこと」でした。
ここまで言われたら、証明書も何もない理由なのでとりあえず待つしかないな〜と思い、不備を早く解消したいと切実に思いながら、アメリカ行きに不安を感じていた1ヶ月でした。
私達の場合はexpedite request が残念ながら通りませんでしたが、Twitterで繋がっている周りの方々は結構approvedされていたので、やっぱりダメ元でもリクエストしてみるのをおすすめします
おわりに
そういえば、NVCとの不備との闘い(前の記事で説明してるので読んでない方はそちらを読んでみてください)してたとき熱烈にexpedite して欲しかったのに、許可してくれなくて、アメリカ行きに不安を感じまくっていたのですが、やっとNVCに書類全部受け入れてもらってDQももらって面接日程来て落ち着いた段階のときに、「expedite リクエストが許可されました〜」っていうメールがきました。そのメールがこちら。
え、送ってないけど!!てかもうすでに面接日程も決まってるし!ってのが内心です。
これに関していろいろ調べてみたけど、あまり有益な情報出てきませんでした。週末だから大使館・領事館から連絡も来ないだろうし、何か連絡来るのかな〜ってドキドキしながら待つのももう嫌なので、旦那と相談して面接日程早まるかもなら、こっちから早めてもらおう!ってなり、面接日程変更リクエストをしました!笑
この面接日程変更リクエストの結果と方法に関してはまた別で書きますね!
Hasta mañana!!
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